データ入力装置
专利摘要:
本発明によるデータ入力装置は、所定の入力領域内で水平移動による移動入力、昇降または一側に設けられた中央入力キーの選択のうちのいずれか1つによって遂行される中央入力、および前記中央入力が遂行された状態で前記入力部が水平移動する中央移動入力がそれぞれ遂行可能に設けられる入力部と;前記入力部の水平移動、移動経路、昇降または前記中央入力キーの選択を感知する感知部と;前記感知部の結果に基づいて、前記移動入力、中央入力および中央移動入力に対応する入力命令をメモリ部から抽出して実行する制御部と;を含むことを特徴とする。これによって、1個の入力部で多様な入力動作をそれぞれ独立的に、または2以上を組み合わせて、最小の入力空間でデスクトップコンピュータで使用されるマウスの多様な機能を指一本で制限なしに遂行することができる。また、本発明によるデータ入力装置を利用して文字入力を遂行する場合には、各入力動作の組み合わせによって入力しようとする全ての文字を1動作で入力することができる。 公开号:JP2011507068A 申请号:JP2010536857 申请日:2008-12-05 公开日:2011-03-03 发明作者:ユイ・ジン・オ 申请人:ユイ・ジン・オ; IPC主号:G06F3-033
专利说明:
[0001] 本発明は、データ入力装置に関し、1個の入力部で多様な入力動作をそれぞれ独立的に、または2個以上を組み合わせて、最小の入力空間でデスクトップコンピュータで使用されるマウスの多様な機能を指一本で制限なしに遂行することができ、各入力動作の組み合わせによって入力しようとする全ての文字を1動作で入力することができる、データ入力装置に関する。] 背景技術 [0002] 近来、ソフトウェアと半導体技術および情報処理技術が発展するに伴って、小型化および多機能化に対する要求が次第に増加している。] [0003] これによって、各種の情報機器に適用される入力装置の重要性も大きくなっているが、今までのところ、入力空間の最少化および多機能化に多くの問題点を有している。] [0004] 一般的に、入力装置は、各種の文字入力のためのキーボードと、所定のファイルの選択および実行などのためのいわゆるマウス装置を挙げることができる。] [0005] このうち、キーボード装置に対しては、PDA(Personal Data Assistant)に適用されたタッチスクリーン方式や携帯電話機に適用されたキーパッド方式が使用されている。] [0006] しかし、前記のタッチスクリーン方式やキーパッド方式の場合には、入力速度が遅く、反復的な入力をしなければならないため、入力が不便であり、正確性が落ちるという問題点がある。] [0007] しかも、マウス装置の場合には、装置の特性上、小型化が難しいという問題点があるため、これを小型端末器に適用しても、デスクトップPCで使用する一般的なマウス機能の一部だけが遂行可能であるに過ぎず、それさえも簡便に使用することができないという問題点があった。] [0008] 例えば、ノートパソコンやPDAのような携帯用端末器でマウスを使用するためには、片手でマウスポインタを移動する一方、マウスの左右ボタン機能を遂行するためには他方の手を使用しなければならない。即ち、このような携帯用端末器でマウス機能を遂行するためには、両手を全て使用しなければならないという問題点があった。] 発明が解決しようとする課題 [0009] したがって、本発明の目的は、1個の入力部で多様な入力動作をそれぞれ独立的に、またはこれらを組み合わせて遂行することによって、入力空間を最少化すると同時に、デスクトップPCで使用するマウス入力装置の全ての機能を片手で遂行することができるデータ入力装置を提供することにある。] [0010] また、各入力動作の単独および組み合わせによって入力容量を自由に調節することができ、全ての文字を1動作で入力することができるデータ入力装置を提供することにある。] 課題を解決するための手段 [0011] 前記目的は、本発明による、所定の入力領域内で水平移動による移動入力、昇降または一側に設けられた中央入力キーの選択のうちのいずれか1つによって遂行される中央入力、および前記中央入力が遂行された状態で前記入力部が水平移動する中央移動入力がそれぞれ遂行可能に設けられる入力部と;前記入力部の水平移動、移動経路、昇降または前記中央入力キーの選択を感知する感知部と;前記感知部の結果に基づいて、前記移動入力、中央入力および中央移動入力に対応する入力命令をメモリ部から抽出して実行する制御部と;を含むことを特徴とするデータ入力装置によって達成される。] [0012] 前記入力部の下部一側に前記感知部に向かって突出した接触部をさらに含み、前記中央入力は前記入力部の下降による前記接触部の前記感知部への接触によって感知され、前記中央移動入力は前記接触部が接触した状態で水平移動による接触点の移動によって感知されることができる。] [0013] 前記入力部の下部一側から突出して前記感知部に接触した接触部をさらに含み、前記中央入力は前記中央入力キーへの押圧、加圧、接近またはタッチのうちのいずれか1つによって感知され、前記中央移動入力は前記中央入力が感知された状態で前記接触部の接触点の移動によって感知されることができる。] [0014] 前記感知部は、前記入力部の下部に所定の感知面積を有して配置されたタッチパッド、タッチスクリーン、静電容量センサー、光センサー、またはマグネティックセンサーのうちのいずれか1つとして設けられることができる。] [0015] 前記入力部および感知部間に設けられて、前記入力部の下降後、前記入力部を元の位置に上昇させるリターン部がさらに設けられることができる。] [0016] 前記入力部は、水平位置から各放射方向への傾斜、または各放射方向に対応して設けられた複数の方向押圧部のいずれか1つの選択のうちのいずれか1つの方法で遂行される方向押圧入力が可能であるように設けられ、前記入力部の傾斜、または各方向押圧部の選択を感知する方向押圧感知部をさらに含み、前記制御部は前記方向押圧入力が遂行された当該放射方向に対応する入力命令を前記メモリ部から抽出して実行することができる。] [0017] 前記入力部上端の各放射方向に対応し、または各方向押圧感知部には、前記各放射方向への接近またはタッチを感知する方向タッチ感知部がさらに設けられて方向タッチ入力が可能に設けられることができる。] [0018] 前記移動入力、中央入力、中央移動入力または前記方向押圧入力のうちの1つ以上は、移動距離の差、移動強度の差または押圧圧力の差のうちのいずれか1つの方法で2段階以上の多段階入力が遂行可能に設けられることができる。] [0019] マウス入力モードの場合、前記移動入力によってはマウスポインタの移動が遂行され、前記入力部の下降による前記中央入力によってはマウスの左ボタン機能が遂行されることができる。] [0020] 前記中央入力は、押圧圧力の強度および押圧距離の差のうちのいずれか1つの方法で2段階以上の多段階入力が遂行可能に設けられ、前記2段の中央入力によってマウスの右ボタン機能が遂行されることができる。] [0021] 所定の放射方向への前記方向押圧入力または方向タッチ入力、または前記入力部が装着されたベースに設けられた所定の入力キーのうちのいずれか1つの方法でマウスの右ボタン機能が遂行されることができる。] [0022] 前記方向押圧入力は、4個の放射方向に遂行可能に設けられ、12時または6時方向の前記方向押圧入力によっては上下スクロールまたはショートカットキーの機能が遂行され、3時方向の前記方向押圧入力によってはマウスの右ボタン機能が遂行され、9時方向の前記方向押圧入力によってはマウスのスクロールボタンの機能が遂行されることができる。] [0023] 時計方向または反時計方向に前記方向タッチ入力を遂行したり、前記入力部自体を時計方向または反時計方向に回転する方法のうちのいずれか1つの方法で上下スクロールまたはショートカットキーの機能が遂行されることができる。] [0024] 前記方向押圧入力は、4個の放射方向に遂行可能に設けられ、マウス入力モードの場合、前記移動入力によってはマウスポインタの移動が遂行され、9時方向の前記方向押圧入力によってはマウスの左ボタン機能が遂行され、3時方向の前記方向押圧入力によってはマウスの右ボタン機能が遂行され、12時または6時方向の前記方向押圧入力によっては上下スクロール機能が遂行されることができる。] [0025] 3次元グラフィック作業でマウス入力モードである場合、前記移動入力によっては3次元客体の水平移動が、各放射方向への前記方向押圧入力によっては前記客体の3次元回転機能が、前記中央入力によっては前記客体の拡大機能が、前記入力部自体の回転や前記入力部上端に設けられた方向タッチ入力によっては前記客体の2次元回転が遂行されることができる。] [0026] マウス入力モードの場合、前記移動入力によってマウスポインタの移動が遂行される時、前記入力部の水平移動距離および前記マウスポインタの移動距離は対称であり、前記入力領域の境界では前記入力部の水平移動が停止しても前記マウスポインタは当該方向に持続的に移動することができる。] [0027] マウス入力モードの場合、前記移動入力によってはマウスポインタの移動が遂行され、前記中央入力によっては客体の選択が遂行され、前記中央移動入力によってはドラッグ機能が遂行されることができる。] [0028] マウス入力モードの場合、1段階の前記中央入力によってはマウスの左ボタンの1回クリック機能が遂行され、2段階の前記中央入力によってはマウスの左ボタンの2回クリック(ダブルクリック)機能が遂行されることができる。] [0029] 前記入力部は、所定の基準位置を中心に放射状に配置された複数の方向指示位置を有し、文字入力モードの場合、前記各方向指示位置への中央移動入力、方向押圧入力、方向タッチ入力または各放射方向への移動後下降接触による中央入力のうちの1つ以上が遂行可能に設けられ、前記各方向指示位置には前記各入力動作別に互いに異なる文字が区分割当てられて入力されることができる。] [0030] 前記中央移動入力は、前記基準位置から前記各方向指示位置に向かった外向移動、内向移動または各方向指示位置での接線方向移動のうちの1つ以上を含むことができる。] [0031] 文字入力モードの場合、前記入力部の移動経路を追跡して文字を入力する筆記体入力方式が遂行可能に設けられることができる。] [0032] 一方、前記目的は、本発明による、ベースと;前記ベースに設けられた入力部‐前記入力部は、入力部自体の昇降または一側に設けられた中央入力キーの選択のうちのいずれか1つによって遂行される中央入力、所定の入力領域に設けられた基準位置から放射状に配置された4個の方向指示位置のうちのいずれか1つに水平移動した後、前記中央入力が遂行される移動中央入力、前記中央入力が遂行された後、前記各方向指示位置に水平移動する中央移動入力、前記入力部自体が水平位置から前記各方向指示位置に傾斜する方向押圧入力、および前記各方向指示位置で前記入力部が前後左右に水平移動する方向移動入力が、それぞれ独立的に遂行可能に設けられる‐と;前記入力部の水平移動、移動経路、昇降または前記中央入力キーの選択を感知する感知部と;前記感知部の結果に基づいて、前記各方向指示位置別に前記入力部の各入力動作に割り当てられた文字をメモリ部から抽出して実施する制御部と;を含むことを特徴とするデータ入力装置によっても達成される。] [0033] また、前記目的は、本発明により、ベースと;前記ベースに設けられた2個の入力部‐前記各入力部は、所定の入力領域に設けられた基準位置から放射状に配置された4個の方向指示位置で前記入力部が前後左右4方向に水平移動する方向移動入力が遂行可能に設けられる‐と;前記方向移動入力が遂行される前記方向指示位置および当該方向指示位置での前記入力部の移動方向を感知する感知部と;前記感知部の結果に基づいて、前記各方向指示位置別に前記入力部の各入力動作に割り当てられた文字をメモリ部から抽出して実行する制御部;を含むことを特徴とする制御部;を含むデータ入力装置によっても達成できる。] [0034] また、前記目的は、本発明による、ベースと;前記ベースに設けられた入力部−前記入力部は、入力部自体の昇降または一軸に設けられた中央入力キーの選択のうちのいずれか1つによって遂行される中央入力、所定の入力領域に設けられた基準位置から放射状に配置された8個の方向指示位置のうちのいずれか1つに水平移動する移動中央入力、および前記移動入力の遂行された状態で前記中央入力が継続して遂行される移動中央入力が、それぞれ独立的に遂行可能に設けられること‐と;前記入力部の水平移動、移動経路、昇降または前記中央入力キーの選択を感知する感知部と;前記感知部の結果に基づいて、前記各方向指示位置別に前記入力部の各入力動作に割り当てられた文字をメモリ部から抽出して実行する制御部と;を含むデータ入力装置によっても達成できる。] [0035] ここで、前記入力部は、前記ベースに2個設けられることができる。] 発明の効果 [0036] 以上説明したように、本発明によるデータ入力装置は、1個の入力部で多様な入力動作をそれぞれ独立的に、または2以上を組み合わせて、最小の入力空間でデスクトップコンピュータで使用されるマウスの多様な機能を指一本で制限なしに遂行することができる。] [0037] また、本発明によるデータ入力装置を利用して文字入力を遂行する場合には、各入力動作の組み合わせによって入力しようとする全ての文字を1動作で入力することができる。] 図面の簡単な説明 [0038] (a)、(b)、(c)および(d)は本発明によるデータ入力装置を説明するための概略的な構成図および概念図である。 (a)、(b)および(c)は本発明の一実施形態にかかるデータ入力装置の構成図である。 (a)、(b)、(c)および(d)は本発明によるデータ入力装置に含まれている入力部の多様な実施形態が示された斜視図である。 (a)、(b)および(c)は本発明のデータ入力装置で遂行される移動入力、移動中央入力および中央入力を説明するための断面図である。 (a)および(b)は本発明のデータ入力装置のマウス入力モードでの各入力動作に割り当てられた機能を説明するための概念図である。 (a)および(b)はマウス入力モードでの入力部の入力操作と実行結果とを対比して示した作動図である。 (a)および(b)はマウス入力モードでの入力部の入力操作と実行結果とを対比して示した作動図である。 (a)および(b)はマウス入力モードでの入力部の入力操作と実行結果とを対比して示した作動図である。 本発明の他の実施形態にかかるマウス入力モードでの各入力動作に割り当てられた機能を説明するための概念図である。 本発明のデータ入力装置を利用して3次元グラフィック作業を遂行する時、各入力動作に割り当てられた機能を説明するための概念図である。 本発明のデータ入力装置のマウス入力モードで入力領域内での水平移動および入力領域境界での持続移動を説明するための概念図である。 (a)、(b)、(c)および(d)は本発明のデータ入力装置を利用して文字入力を遂行する時の基本的な入力動作を説明するための概念図である。 (a)、(b)および(c)は本発明のデータ入力装置を利用して文字入力を遂行する時の基本的な入力動作を説明するための概念図である。 (a)、(b)および(c)は本発明のデータ入力装置を利用して文字入力を遂行する時の基本的な入力動作を説明するための概念図である。 (a)〜(e)は本発明のデータ入力装置を利用して文字入力を遂行する時の基本的な入力動作を説明するための概念図である。 (a)、(b)および(c)は本発明のデータ入力装置を利用した文字入力時に2以上の入力動作が組み合わせられた多様な実施形態を示した概念図である。 (a)、(b)および(c)は本発明のデータ入力装置を利用した文字入力時に2以上の入力動作が組み合わせられた多様な実施形態を示した概念図である。 (a)および(b)は本発明のデータ入力装置を利用した文字入力時に2以上の入力動作が組み合わせられた多様な実施形態を示した概念図である。 (a)〜(f)は本発明のデータ入力装置で方向押圧入力の多様な実施形態を示した断面図である。 本発明で入力部の移動によるマウスポインタの移動を説明する図面である。] 実施例 [0039] 以下、本発明によるデータ入力装置を添付した図面を参照して具体的に説明する。] [0040] 図面を参照すれば、本発明によるデータ入力装置は、移動入力(M)、中央入力(C)および中央移動入力(CM)がそれぞれ遂行可能に設けられる入力部10、入力部10の移動を感知する感知部20、および感知部20の感知結果に基づいて各入力動作に対応する入力命令をメモリ部35から抽出して実行する制御部30を含む。] [0041] 入力部10は、移動入力(M)、中央入力(C)および中央移動入力(CM)がそれぞれ遂行可能に設けられる。] [0042] 以下、入力部10を通じた各入力動作について図1(D)を参照して説明する。] 図1 [0043] 移動入力(M)とは、所定の入力領域(A)内で入力部10がベース110あるいは基準面に対して水平方向に移動する入力動作をいう。] [0044] 移動入力(M)は、中央入力(C)が遂行されない状態での入力部10の水平移動を意味し、中央移動入力(CM)または移動中央入力(MC)が中央入力(C)と入力部10の水平移動が組み合わせられて遂行されるという点で差がある。] [0045] 移動入力(M)の方向には特に制限がなく、図1の(d)に示されているように、所定の方向指示位置(r1、r2、・・・)に向かって放射方向に移動することもでき、前後左右方向に移動することもでき、入力装置のうちの1つであるマウスやスタイラスペンのように全ての方向への自由移動が可能である。] 図1 [0046] 中央入力(C)は、入力部10の上下方向への昇降または入力部10の一側に設けられた中央入力キー11を選択するなどの方法で遂行される入力動作をいう。] [0047] 中央入力(C)は、前述のように、単なる入力部10の水平移動を、移動入力(M)、中央移動入力(CM)、および移動中央入力(MC)に区分する。] [0048] 中央入力(C)は、多様な方法で設けられることができるが、例えば、図1の(b)に示されているように、入力部10自体がベース110に対して上下に昇降することもでき、入力部10の一側に入力部10への押圧加圧を感知する圧力センサー23を含むこともでき、図2(c)に示されているように、入力部10一側に設けられた中央入力キー11の選択を感知する中央入力キー感知部21を設けることもできる。] 図1 図2 [0049] 中央移動入力(CM)とは、中央入力(C)が遂行された状態で入力部10が前述の水平移動を遂行する入力動作をいう。] [0050] 図1(D)を参照すれば、中央移動入力(CM)とは、中央入力(C)が先に遂行された状態、例えば、入力部10が下降した状態で水平移動が継続して遂行されることをいい、反対に移動中央入力(MC)とは、水平移動が先に遂行されて継続して中央入力(C)が遂行されることをいう。] 図1 [0051] 一方、入力部10を通じて方向押圧入力(P)および方向タッチ入力(T)が追加的に遂行可能であり、ここで併せて説明する。] [0052] 方向押圧入力(P)とは、図1の(b)に示されているように、入力部10自体が所定の放射方向に傾斜したり、図2の(a)に示されているように、入力部10一側に各放射方向に対応して設けられた方向押圧部15を選択することによって遂行されることをいう。] 図1 図2 [0053] この場合、入力部10の傾斜または各方向押圧部15の選択を感知する方向押圧感知部(図示せず)がさらに設けられることができる。] [0054] したがって、制御部30は、方向押圧入力(P)が遂行された当該放射方向に対応する入力命令をメモリ部35から抽出して実行する。] [0055] 以下、方向押圧入力(P)を遂行する構造についてより詳しく説明する。] [0056] 図19を参照すれば、方向押圧入力(P)は、図19の(a)に示されているように、接触部13(ここで、接触部13は感知部20と接触する手段だけでなく、感知部20と接触して接触信号を発生しなくても、入力部10をベース110から所定間隔に離隔させて入力部10の移動など各種入力動作を支持する全ての形態の支持手段を含むものとする)を基準に入力部10が所定方向指示位置(r1、r2、・・・)に傾斜して遂行されたり、図19の(b)に示されているように、入力部10の傾斜なく入力部10上端一側を加圧したり、または入力部10上端に設けられた方向押圧部15を押して遂行されることもできる。] [0057] あるいは、図19の(c)に示されているように、入力部10および接触部13が所定方向指示位置(r1、r2、・・・)に一体に傾斜することもでき、図19の(d)に示されているように、入力部10の上部に設けられた入力部上段18だけが傾斜することもできる。] [0058] 同様に、図19の(e)に示されているように、接触部13および入力部10が一体に傾斜した状態で入力部10だけが各方向指示位置(r1、r2、・・・)に独立的に傾斜することもできる。この場合、2個の互いに異なる形態の方向押圧入力(P)が同時に適用される結果となる。] [0059] あるいは、図19の(f)に示されているように、接触部13と入力部10が一体に傾斜した状態で入力部10上端にある方向押圧部15を選択することもできる。] [0060] 特に、図19の(d)は、移動入力(M)など入力部10の水平移動および方向押圧入力(P)が共に入力されることを示しており、入力部10が基準位置(S)から左側に水平移動した後に入力部上段18が右側方向に傾斜して方向押圧入力(P)が遂行されたことを示したものである。] [0061] 前述の内容は入力部10が水平移動(これは移動入力(M)、中央移動入力(CM)または移動中央入力(MC)などを全て含む)した状態で方向押圧入力(P)も同時に入力可能であることを説明したものであり、2個の独立的な入力動作が共に遂行されることを示す。] [0062] したがって、本発明によるデータ入力装置をマウス装置として使用するとき、マウスの左ボタン機能を方向押圧入力(P)に配置した場合、入力部10を移動した状態でマウスの左ボタン機能入力を遂行したり、入力部10の移動とマウスの左ボタン機能入力が共に遂行可能であるため、テキストドラッグ、ファイル移動などのマウスポインタ移動とマウスの左ボタン機能を同時に遂行することができ、追加的にマウスの右ボタン機能が方向押圧入力(P)に配置される場合、マウスの右ボタンも入力部10を移動した状態または入力部の移動と共に自由に入力可能となる。] [0063] 一方、この場合、感知部20を光センサー、マグネティックセンサーなどで設ける場合には、入力部10の傾斜、入力部上段18の傾斜などを感知して入力部10の移動入力(M)などと方向押圧入力(P)を同時に感知することができる。] [0064] 方向タッチ入力(T)とは、入力部10の上端に方向タッチ感知部27を設けて、当該放射方向への指の接近やタッチを感知して入力動作を遂行することをいう。] [0065] ここで、方向タッチ感知部27は、各方向押圧部15に設けられることもでき、方向押圧部15がない場合にも入力部10の上端に各放射方向に対応して設けることもできる。また、各方向タッチ感知部27は独立した形態に分割して入力部10上端の周縁に沿って配置されることもでき、相互連結された円形の帯状に設けられることもできる。] [0066] 以下、図面を参照して詳しく説明する。] [0067] 図1(A)を参照すれば、円板形状の入力部10が設けられ、入力部10の下部には感知部20が所定の入力領域(A)を形成して配置されている。] 図1 [0068] ここで、入力部10は多様な形状に設けられることができ、例えば、図面に示されているように、円板形状に設けられることもでき、多角形板または半球形状などで設けられることもできる。] [0069] 図3を参照すれば、入力部10の上部には入力部10の操作を容易にするための操作部17が設けられることができる。] [0070] 操作部17は、図面に示されているように、棒状で設けられることもでき、環状または円板形状など、多様な形状で設けられることができる。] [0071] 操作部17は、入力部10に固定されることもできるが、図3の(b)に示されているように、入力部10の内外部に引入引出可能に設けられることもでき、図3の(c)に示されているように、入力部10の上部で所定方向に傾斜可能に設けられることもでき、図3の(d)のように、着脱可能に設けられることもできる。] [0072] 入力部10の下部一側に感知部20に向かって突出した接触部13が設けられることができる。] [0073] この場合、中央入力(C)は入力部10の下降によって接触部13が感知部20に接触することによって感知され、中央移動入力(CM)は接触部13が接触された状態で水平移動による接触点の移動によって感知される。] [0074] 感知部20は、多様な種類で設けられることができ、例えば、タッチパッド、タッチスクリーン、光センサー、マグネティックセンサーなどで設けられることができる。] [0075] 一方、本実施形態においては、感知部20がタッチパッドやタッチスクリーンで設けられる場合であって、初期に入力部10は感知部20から所定間隔で離隔して接触部13が感知部20に接触しない状態であり、以降入力部10を下降させて中央入力(C)を遂行すると接触部13が感知部20に接触するようになる。] [0076] したがって、中央入力(C)が遂行される前に(即ち、入力部10が下降して接触部13が接触する前に)は、入力部10の水平移動によっては何ら入力命令が遂行されず、接触部13が感知部20に感知された後には、感知部20は接触点の位置および接触点の移動方向、経路などを感知するようになる。] [0077] したがって、制御部30は接触点の位置、接触点の移動方向および経路に対応する入力動作を判断し、これに対応する入力命令をメモリ部35から抽出して実行する。] [0078] 一方、前記実施形態は多様な構造の変形が可能であり、例えば、図1の(B)に示されているように、ベース110および入力部10の間に入力部10の水平移動を制限および支持する支持部111をさらに設けて、支持部111の内部に感知部20を形成することもできる。] 図1 [0079] また、入力部10および感知部20間には入力部10の下降後、入力部10を元の位置に上昇させるリターン部37がさらに設けられることができる。] [0080] 前述のリターン部37は、図面に示された例に限定されず、コイルスプリング、板スプリング、ゴム材質など、多様な種類で設けられることができるのはもちろんである。] [0081] 一方、中央入力(C)は、図1の(c)に示されているように、入力部10の下降以外にも入力部10上端に設けられた圧力センサー23を加圧することによって遂行されることもでき、入力部10上端中央のタッチ、光センサー、マグネティックセンサーなどによっても感知されることができる。] 図1 [0082] 本実施形態においては、接触部13は感知部20に常時接触した状態にあるため、図1の(a)に示された実施形態とは異なり、入力部10の水平移動だけが遂行される移動入力(M)の場合にも感知部20がこれを感知して別途の入力命令を遂行することができる。] 図1 [0083] 図2(a)〜図2(c)には、入力部10の水平移動を感知する感知部20がタッチパッドやタッチスクリーンのような接触センサー以外の方法で感知される例が示されている。] 図2 [0084] 即ち、中央入力(C)は、入力部10の下降を感知したり、中央入力キー11の選択などの方法を通じて感知する一方、入力部10の水平移動は、光センサー、マグネティックセンサーなどの非接触センサーを通じて入力空間上で感知される。] [0085] この場合にも、前述の図1の(c)のように、中央入力(C)が組み合わせられない移動入力(M)と、中央入力(C)が組み合わせられた中央移動入力(CM)または移動中央入力(MC)を全て遂行することができるという長所がある。] 図1 [0086] ここで、前述の移動入力(M)、中央入力(C)、中央移動入力(CM)、方向押圧入力(P)および方向タッチ入力(T)のうちの1つ以上は、移動距離の差、移動強度の差または押圧圧力の差などによって2段階以上の多段階入力を遂行可能に設けられることができる。] [0087] 例えば、図1の(a)および図1(b)に示されているように、中央入力(C)が接触部13の下降および接触によって感知される場合に、感知部20が圧力センサーで設けられると、接触部13の下降圧力の差によって多段階に区分して感知することもでき、接触部13の下部に2段階の押圧スイッチを設けることもでき、1段階入力は接触部13の接触で、2段階入力は接触部13の押圧加圧を感知して遂行されることもできる。] 図1 [0088] 制御部30は、感知部20の感知結果に基づいて、移動入力(M)、中央入力(C)および中央移動入力(CM)に対応する入力命令をメモリ部35から抽出して実行する。] [0089] メモリ部35には各入力動作および入力動作が遂行された方向に対応して入力命令が保存されている。] [0090] 例えば、本発明によるデータ入力装置をマウスで使用する場合には、入力部10の移動経路をそのまま抽出してマウスのポインタ移動で入力実行することもできる。] [0091] あるいは、入力部10が基準位置(S)から12時方向に中央移動入力(CM)を遂行する時には、「A」文字が入力され(または「メニュー」のショートカットキー機能が遂行され)、6時方向に中央移動入力(CM)を遂行すると、「B」文字が入力(または、「キャンセル」のショートカットキー機能が遂行)されることができる。] [0092] ここで、12時方向への移動中央入力(MC)には他の文字または機能命令が割り当てられることができる。] [0093] 即ち、本発明によるデータ入力装置は、入力部10の各入力動作別に、そして、各入力動作においても入力動作が遂行される方向、移動経路、位置によってそれぞれ異なる文字や機能命令が遂行されることがある。] [0094] <マウス入力モード> 以下、図4〜10を参照して本発明によるデータ入力装置を入力装置の1つであるマウスで使用する場合を具体的に説明する。] [0095] 図4の(a)は、マウスポインタの移動およびマウスの左ボタン機能が順に遂行された例(いわゆる、移動後クリック)を示し、図4(b)は、マウスの左ボタン機能が先に遂行されてマウスポインタの移動が遂行(いわゆる、ドラッグ機能)された例を示したものである。] [0096] 図4の(a)を参照すれば、中央入力(C)を遂行しないまま入力部10を水平移動する移動入力(M)を遂行して、マウス使用時にマウスポインタを所望の位置に移動させる機能を遂行することができる(以下、便宜上、前記2個の入力動作を合わせて「移動中央入力(MC)」と表示することもできる)。] [0097] 入力部10の移動後、入力部10を下降させて中央入力(C)を遂行すると、モニターなどの出力装置で所望のフォルダーまたはアイコンをクリックするマウスの左ボタン機能を遂行することができる。] [0098] ここで、前記フォルダーまたはアイコンを実行するためのマウスの左ボタンの2回クリック(いわゆる、ダブルクリック)も遂行することができるが、これは例えば、中央入力(C)を多段階で構成して2段階入力によって実行することもでき、別途の入力動作、即ち、所定の放射方向への方向押圧入力(P)やベース110に設けられた別途の入力キーを利用して遂行することもできる。] [0099] 図4の(b)は、中央入力(C)を先に遂行することによって所望のフォルダーやアイコンの選択(即ち、マウスの左ボタン機能)を遂行し、継続して移動入力(M)を遂行してドラッグ機能を遂行する例を示したものである(以下、便宜上、前記2個の入力動作を合わせて「中央移動入力(CM)」と表示することもできる)。] [0100] ここで、前述の移動中央入力(MC)や中央移動入力(CM)は図面に示された構成に限定されず、多様な変形が可能であり、例えば、図4の(c)に示されているように、中央入力(C)が入力部10の下降によって遂行されるのではなく、入力部10上端または内部に中央入力(C)を感知する圧力センサー、タッチセンサー、押圧スイッチ、ドームスイッチなどを設けることもでき、入力領域(A)の内部に入力部10の微細な下降や押圧圧力を感知するセンサーを設けることもできる。] [0101] 一方、前述の各実施形態において、マウスの右ボタン機能は多様な方法で遂行されることができる。] [0102] 例えば、中央入力(C)が押圧圧力の強度、または押圧距離の差のうちのいずれか1つの方法で2段階以上の多段階入力が遂行可能に設けられる場合、2段階の中央入力(C)によってはマウスの右ボタン機能が遂行されることができる。] [0103] あるいは、所定の放射方向への方向押圧入力(P)または方向タッチ入力(T)や、入力部10が装着されたベース(図示せず)に設けられた所定の入力キー(図示せず)を選択するなどの方法でマウスの右ボタン機能が遂行されることもできる。] [0104] 一方、入力部は図4の(a)〜図4の(c)とは異なる形態で実現されることもできる。即ち、入力部に対して中央入力を遂行せずに水平移動すると何ら信号が発生せず、中央入力を遂行するとマウスポインタが活性化するように設けられることもできる。したがって、入力部を押して中央入力を遂行した状態で水平移動する場合にだけマウスポインタの移動が遂行されるようになる。] [0105] この時、マウスの左ボタンは中央入力を遂行した状態で入力部を加圧することによって遂行されることができる。この場合、入力部を押して接触部が感知部に接触すると中央入力と把握し、入力部をより強く押すと接触部が前記感知部を加圧することによってマウスの左ボタンを選択したものと把握することができる。あるいは、入力部が、多段階押圧が可能なように設けられて、1段階押圧時にはマウスを活性化するようにし、2段階押圧時にはマウスの左ボタンを選択したものと設定することもできる。] [0106] また、この場合、感知部はタッチパネルまたは触覚センサーで設けられることができる。あるいは、前記感知部は可変抵抗方式で実現されることもできるが、この場合には接触部にグラウンド信号を流れるようにし、前記接触部がカーボンなどの可変抵抗面体(感知部)に接触して移動するようになると、接触部の移動距離および方向(位置)によって互いに異なるように算出される抵抗値(電圧値)によってマウスポインタを移動させることもできる。] [0107] 同時に、入力部底面の接触部の有無に関係なく光センサーを通じて入力部の動きを把握することもでき、または前記入力部や接触部に磁石の性質を有する磁性体を具備し、ホールセンサー(マグネティックセンサー)で入力部の動きを把握し、これによってマウスポインタを移動させることもできる。] [0108] 図5(a)を参照すれば、例えば、方向押圧入力(P)が4個の放射方向に遂行可能に設けられる場合、12時および6時方向の方向押圧入力(P)によっては上下スクロールまたはショートカットキー機能を遂行することができる。] 図5 [0109] 即ち、コンピュータ使用時に、ページ画面が長い場合、ページを上方移動したり(スクロールアップ)または下方移動する(スクロールダウン)機能を遂行する場合、当該ページで12時方向の方向押圧入力(P1)を遂行してスクロールアップ機能を遂行したり、6時方向の方向押圧入力(P3)を遂行してスクロールダウン機能を遂行する。] [0110] 一方、9時方向の方向押圧入力(P4)を遂行する場合には、マウス入力装置でスクロールホイールを押して所定地点を選択した後、マウスを移動させてスクロールアップまたはダウン機能を遂行するスクロールボタン命令が遂行されることもできる。] [0111] ここで、3時方向の方向押圧入力(P2)によってはマウスの右ボタン機能が遂行される。] [0112] あるいは、図5の(b)に示されているように、前記スクロールアップ/ダウンまたはショートカットキーの入力機能は、入力部10が、方向タッチ入力(T)が可能な場合に時計方向または反時計方向に方向タッチ入力(T)を遂行したり、入力部10自体を時計方向またはその反対方向に回転させて遂行することもできる。] 図5 [0113] 即ち、方向タッチ入力(T)を時計方向に遂行するとスクロールアップ機能が、反対方向に遂行するとスクロールダウン機能が遂行されるようにする。] [0114] ここで、前記スクロールアップ/ダウン機能は入力部10自体を時計方向またはその反対方向に回転させて遂行することもできる。] [0115] 図6〜図8は、マウスの移動およびドラッグ機能を具体的に示したものである。] [0116] 図6の左側はモニターに表示される実際マウスポインタの移動を示し、右側は入力部10の入力動作を順次に示した。] [0117] 図面を参照すれば、先ず移動入力(M)を通じてマウスポインタを所定位置に移動させる(1)。次に、中央入力(C)を遂行して当該客体を選択するための開始点を設定する(マウスの左ボタン機能に該当、2)。そして、中央移動入力(CM)を遂行して当該客体を選択する(ドラッグ機能、3)。最後に、中央入力(C)を解除した後に、移動入力(M)を遂行して客体を所定位置に移動させる(4)。] [0118] 図7は、本発明によるデータ入力装置を利用してファイルを選択して移動させることを示したものである。] [0119] 図面を参照すれば、先ず移動入力(M)を通じてマウスポインタを所定位置に移動させる(1)。次に、中央入力(C)を遂行して当該客体を選択する(マウスの左ボタン機能に当該、2)。そして、中央移動入力(CM)を遂行して選択した客体を移動させる(ドラッグ機能、3)。最後に、中央入力(C)を解除した後に、移動入力(M)を遂行して客体を所定位置に移動させる(4)。] [0120] 図8は、本発明によるデータ入力装置を利用して文字列のうちの一部を選択することを示したものである。] [0121] 先ず移動入力(M)を通じてマウスポインタを所定位置に移動させる(1)。次に、中央入力(C)を遂行して当該文字列を選択するための開始点を設定する(マウスの左ボタン機能に該当、2)。そして、中央移動入力(CM)を遂行して当該文字列を選択する(ドラッグ機能、3)。最後に、中央入力(C)を解除した後に、移動入力(M)を遂行して客体を所定位置に移動させる(4)。] [0122] 一方、図9に示されているように、入力部10が4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)を有する場合には、移動入力(M)によってはマウスポインタの移動を遂行し、12時方向の方向押圧入力(P1)によってはスクロールアップ機能を遂行し、3時方向の方向押圧入力(P2)によってはマウスの右ボタン機能を遂行し、6時方向の方向押圧入力(P3)によってはスクロールダウン機能を遂行し、9時方向の方向押圧入力(P4)によってはマウスの左ボタン機能を遂行することもできる。] 図9 [0123] 図10を参照すれば、本発明によるデータ入力装置を通じて3次元客体のプログラミング(即ち、グラフィック作業)を遂行することもできる。] 図10 [0124] 図面を参照すれば、移動入力(M)によっては3次元客体の水平移動が、各方向指示位置(r1、r2、・・・)への方向押圧入力(P)によっては客体の3次元回転機能が、中央入力(C)によっては客体の拡大機能が、入力部10自体の回転や入力部10上端に設けられた方向タッチ入力(T)によっては客体の2次元回転が遂行されることができる。] [0125] この場合、客体の縮小機能は、入力部10の中央から所定の放射方向、例えば、6時方向に方向タッチ入力(T)を遂行することによってなることができる。] [0126] ここで、3次元客体の水平移動とは、x、y、z軸からなる3次元空間上で客体が直線移動することを意味し、客体の3次元回転とは、例えばP2方向に回転させる場合、12時から6時を通過する軸を基準に客体を3時方向に回転させることを意味する。] [0127] また、客体の2次元回転とは、中央入力(C)が遂行される軸を中心に客体が回転することを意味する。] [0128] ここで、前述の各実施形態において入力動作の変形による多様な機能が追加されることができる。] [0129] 例えば、移動入力(M)、中央移動入力(CM)または移動中央入力(MC)などが多段階に構成される場合、2段階の入力を遂行すると1段階によって遂行される時よりもマウスポインタの移動速度を速くすることもできる。] [0130] あるいは、各2段階入力を通じてはウィンドウの拡大/縮小、前後ウィンドウへの移動、ウィンドウを開く/閉じる、デスクトップの表示またはポップアップウィンドウの表示などの多様なウィンドウを制御することができる。] [0131] あるいは、各2段階入力にスペース、Esc、Shiftなどの各種のショートカットキーが割り当てられることも、3次元グラフィック作業においてはスクロールアップ/ダウン機能を遂行することもできる。] [0132] あるいは、2段階の中央入力や2段階の方向押圧入力(P)にマウスの左ボタン、ダブルクリック機能を割り当ててウィンドウを拡大/縮小したり、ウィンドウを開く/閉じるなどを容易に遂行することもできる。] [0133] 一方、前述の各実施形態において、本発明によるデータ入力装置をマウスで使用する場合には、入力領域(A)が実際マウスポインタの移動面積に比べて狭いため、所望の位置までマウスポインタを移動させるのが容易でない場合が発生することがある。] [0134] したがって、本発明によるデータ入力装置は、例えば、図11に示されているように、移動入力(M)によってマウスポインタの移動が遂行される時、入力部10の水平移動距離およびマウスポインタの移動距離は絶対距離において同一に移動するが、入力領域(A)の境界でそれ以上入力部10の移動を遂行することができない場合には、入力部10の水平移動が停止してもマウスポインタは当該方向に持続的に移動するようにできる。] 図11 [0135] 即ち、入力領域(A)の境界でそれ以上入力部10の水平移動が遂行されなくても、移動入力(M)の加圧を持続するなどの場合には、マウスポインタが当該方向に持続的に移動するようになる。] [0136] ここで、入力領域(A)内の水平移動をする場合には、所定位置までの移動速度に比例してより多くのポインタの移動が遂行されるようにすることもできる。] [0137] あるいは、図20に示されているように、入力領域(A)およびマウスポインタの移動を対称となるように構成することもできる。ここで、「対称移動」とは、入力部10およびマウスポインタの移動比率が1:1である場合や、入力部10の移動速度によってマウスポインタの移動に加速度がつくようになることを意味する。この場合、入力部10はリターン機能なく移動した状態で移動を停止するとその状態を維持することもできる。即ち、前記の実施形態で入力部10は信号処理方式によってリターン機能があることも、ないこともある。] 図20 [0138] この時、リターン機能がある場合は、入力部10が移動した状態で基準位置に戻る時にはポインタ移動が遂行されないようにできる。] [0139] しかし、リターン機能があり、入力部10およびマウスポインタの移動が対称移動する時には、入力部10が所定方向に移動した後、基準位置方向に戻る時、これが、使用者がマウスポインタを他の方向に移動させるための目的であれば、マウスポインタは入力部10に従って移動することができる。しかし、使用者が入力を終了した後、入力部10が自動的に基準位置に戻るようにするためである場合には、マウスポインタは作動してはいけない。] [0140] したがって、入力部10がマウスポインタを移動させる時と入力終了後に元の位置に戻る時とは互いに異なる処理が遂行されなければならない。] [0141] このような方式は、入力部10が感知部20の上面で所定間隔離隔され、指を入力部10に載せてそっと押すと入力部10が下降し、入力部の接触部10が感知部20に接触することによってマウスポインタ機能が活性化する形態で実現されることができる。即ち、接触部13が感知部20に接触することによってマウスポインタは活性化し、入力部10を感知部20に接触した状態で移動させるとマウスポインタが持続的に移動するようになり、入力が終了して指の力を抜いたり入力部で指を離すと、入力部10は上昇して感知部20との接触が解除されて基準位置に戻る。したがって、入力部10が元の位置に戻ってもマウスポインタは入力終了時点の位置をそのまま維持することができるようになる。] [0142] もちろん、入力部10が感知部20上に必ずしも間隔を置いて離隔されておらず、前記感知部20に接触しているものの、使用者が指で押して下降押圧圧力が発生すると中央入力が遂行されてマウスポインタが活性化するようにすることもできる。この時、中央入力は圧力センサーやメタルドームなどで実現されることができる。] [0143] あるいは、入力部10の移動で第1データを入力し、入力部の接触部13が感知部20に接触した状態での移動では第2データ入力を遂行するようにすることもできる。] [0144] 例えば、入力部の移動時には文字を入力し、入力部の接触部を感知部に接触移動させてマウスポインタを移動させることもでき、その反対にすることもできる。しかし、この場合には入力部の移動入力時に入力部10が押されて接触部13が感知部20に意図せず接触してしまい、所望していない第2データ入力が発生することもある。したがって、第1データ入力時に接触部13が感知部20に接触しても所定時間以上接触する場合、または所定距離以上接触移動する場合、または所定の力以上に入力部を押して所定圧力値以上の信号が出る場合、または所定の押圧信号が発生する場合にのみ第2データ入力が遂行されるようにできる。] [0145] 以上のような構造を有するデータ入力装置によれば、携帯用端末器でマウス機能を遂行する時、指一本でもマウスポインタの移動および左右ボタンを自由自在に使用することができる。] [0146] 即ち、ノートパソコンやPDAなどの携帯用端末器でマウスを使用するためには、片手でマウスポインタを移動する一方、マウスの左右ボタン機能を遂行するためにはもう一方の片手を使用しなければならない。即ち、このような携帯用端末器でマウス機能を遂行するためには、両手を全て使用しなければならない。] [0147] しかし、本発明によるデータ入力装置は、1個の入力部10を使用して、即ち、指一本でもマウスポインタの移動、左/右ボタンの押圧およびスクロールなど、マウス装置の全ての入力を遂行することができる。] [0148] 移動入力(M)をしながら中央入力(C)または方向押圧入力(P)を通じて移動入力(M)と共にマウスの左ボタン入力を遂行することができるため、デスクトップPCで遂行するファイルドラッグ、テキスト入力などを指一本で遂行することができ、マウスの右ボタン入力も同様に移動をしながら指一本で遂行することができる。] [0149] したがって、入力部10が両手を使用する時よりも端末器に少ない空間を占めるようになり、地下鉄などでも片手だけを必要とするので、もう一方の片手には手摺などを持つことができる。] [0150] また、本発明によるデータ入力装置では、移動入力(M)と中央入力(C)または方向押圧入力(P)との組み合わせを通じてペンで文字を書くように指一本を入力部10に載せたまま筆記体入力が可能であり、または所定の入力形態を通じて24字のハングルまたは26字のアルファベットを1動作1文字入力が可能であるため、最小限の入力空間で非常に速い文字入力を遂行することができる。] [0151] <文字入力モード> 一方、本発明によるデータ入力装置は、ハングル文字、英語文字または日本語文字などを入力するための文字入力装置としても使用可能である。] [0152] 以下、文字入力モードでの使用について図12〜図17を参照して詳しく説明する。] [0153] 先ず、図12〜図15には、基準位置(S)を中心に放射状に配置された各方向指示位置(r1、r2、・・・)を利用して文字を入力する方法が示されている。] [0154] 説明に先立ち、各方向指示位置(r1、r2、・・・)は図面に示された個数に限定されず、必要に応じて多様な個数を設けられることができるのはもちろんである。したがって、以下では、方向指示位置(r1、r2、・・・)が4個または8個設けられたものを例に挙げて説明する。] [0155] 図12を参照すれば、入力部10は、基準位置(S)を中心に放射状に配置された複数の方向指示位置(r1、r2、・・・)を有し、各方向指示位置(r1、r2、・・・)への中央移動入力(CM)、方向押圧入力(P)、方向タッチ入力(T)、または各放射方向への移動後下降接触による移動中央入力(MC)のうちの1つ以上が遂行可能に設けられ、各方向指示位置(r1、r2、・・・)には各入力動作別に互いに異なる文字が区分割当てられて入力される。] [0156] 図12(a)は、入力部10が基準位置(S)から所定の方向指示位置(r1、r2、・・・)に移動した後に中央入力(C)を遂行する移動中央入力(MC)を示したものである。この時、各方向指示位置(r1、r2、・・・)は互いに異なる文字が割り当てられており、例えば、r1方向で入力部10の接触が感知されると「A」が入力され、r3で入力部10の接触が感知されると「B」が入力される。] [0157] 前述のように、方向指示位置(r1、r2、・・・)の個数を増加させるとそれに伴って移動中央入力(MC)を通じて入力することができる文字の個数が増加するようになるのはもちろんである。] [0158] 図12の(b)は、入力部10が基準位置(S)で中央入力(C)が遂行された後に各方向指示位置(r1、r2、・・・)に向かって移動する中央移動入力(CM)を示す。] [0159] この場合、基準位置(S)から方向指示位置(r1、r2、・・・)に向かって移動する外向移動(M0)とその反対方向に移動する内向移動(Mi)とがそれぞれ異なる入力動作と区分されるので、互いに異なる文字割り当てが可能となるため、4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)だけがある場合にも総8個の文字入力が可能となる。] [0160] 図12の(c)は、各方向指示位置(r1、r2、・・・)での接線方向の中央移動入力(CM)を示したものである。この場合にも各中央移動入力(CM)の方向によって互いに異なる文字割り当てが可能となる。] [0161] 図12の(d)は、基準位置(S)から各方向指示位置(r1、r2、・・・)に向かって移動入力(M)が遂行されることを示したものである。これは中央入力(C)が組み合わされないという点で図12の(b)と区別される。もちろん、この場合には移動入力(M)の方向によって互いに異なる文字を割り当てることもできる。] [0162] 一方、図13(a)および図13(b)には、方向押圧入力(P)を通じた文字入力例が示されている。図13(a)は、入力部10の一側に各方向指示位置(r1、r2、・・・)に対応して設けられた方向押圧部15を選択するものであり、図13(b)は、入力部10自体を傾斜して遂行するものを示す。] [0163] 図14の(a)には、各方向指示位置(r1、r2、・・・)間で入力部10を中央移動入力(CM)させる方法を示したものであり、図14の(b)は、いずれか1個の方向指示位置(r1、r2、・・・)で出発して基準位置(S)を貫通して他の1個の方向指示位置(r1、r2、・・・)に中央移動入力(CM)を遂行することを示したものである。] [0164] 前述のように、基準位置(S)を貫通して中央移動入力(CM)を遂行する場合には、直線移動だけでなく、図14の(c)に示されているように、基準位置(S)を経由して他の方向指示位置(r1、r2、・・・)に移動することもできる。] [0165] 図15には、より多様な入力動作例が示されている。] [0166] 図15の(a)は、各方向指示位置(r1、r2、・・・)で前後方向への中央移動入力(CM)が遂行される例を示したものであり、図15の(b)は、左右方向への中央移動入力(CM)が遂行される例を示したものである。] [0167] 一方、図15の(c)に示されているように、各方向指示位置(r1、r2、・・・)で前後左右方向への中央移動入力(CM)が遂行されることもでき、図15の(d)および図15(e)に示されているように、各方向指示位置(r1、r2、・・・)間で円周方向への中央移動入力(CM)が遂行されることもできる。] [0168] 一方、図13の(c)は、タッチパッドまたはタッチスクリーンで使用する電子ペンやスタイラスペンのように接触部13の移動経路を追跡して文字を入力する筆記体方式の文字入力を示したものである。] [0169] 前述の各入力動作は、単独あるいは2以上を組み合わせて使用することができる(各入力動作を組み合わせた代表的な実施形態については、以下で詳述する。)。] [0170] 各入力動作は、それぞれ独立的に文字割り当てが可能であり、これは方向指示位置(r1、r2、・・・)の個数によっても異なるようになるので、入力動作の個数と方向指示位置(r1、r2、・・・)の個数とを適切に組み合わせると所望の全ての文字を1回の入力動作で全て入力することができる。] [0171] 以下、図16〜図18を参照して前述の各入力動作を組み合わせた実施形態を説明する(便宜上、図面には入力部10を削除し、各入力動作を簡略に示した。)。] [0172] 図16の(a)を参照すれば、入力部10は入力領域(A)に左右2個が設けられており、各入力部10は当該基準位置(S)を中心に4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)を有している。] [0173] 各入力部10は各方向指示位置(r1、r2、・・・)で前後左右4方向の中央移動入力(CM)が遂行可能に設けられる。] [0174] したがって、1個の方向指示位置(r1、r2、・・・)毎に4個の文字が割り当てられ、入力部10が2個設けられるので、4×4×2=32となり、総32個の文字割り当てが可能である。] [0175] したがって、ハングル文字24個、英語文字26個が十分に割り当てられても余分があるので、余分の入力動作にはスペース、エンター、キャンセルなどの各種機能命令が追加して割り当てられることができる。] [0176] 一方、図16の(a)の左側に示されているように、各方向指示位置(r1、r2、・・・)別に移動中央入力(MC)が追加して遂行される場合には、各入力部10毎に20個の文字入力が可能となる。] [0177] あるいは、入力部10が1個設けられる場合にも、4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)毎に4個の前後左右中央移動入力(CM)を遂行し、4個の中央移動入力(CM)、4個の移動入力(M)および4個の方向押圧入力(P)を全て組み合わせると総28個の文字入力が可能となる。] [0178] 図16の(b)は、4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)と、各方向指示位置(r1、r2、・・・)別に2個の前後方向への中央移動入力(CM)、および各方向指示位置(r1、r2、・・・)への4個の移動中央入力(MC)を組み合わせた例を示す。この場合、1個の入力部10で12個の文字入力が可能である。] [0179] 図16の(c)および図17の(a)は、入力できる文字の個数は図16の(b)と同一であるが、それぞれ異なる入力動作を組み合わせて構成することができることを示したものである。] [0180] 即ち、図16の(c)は、各方向指示位置(r1、r2、・・・)で接線方向への中央移動入力(CM)が遂行された例を示したものであり、図17の(a)は、各方向指示位置(r1、r2、・・・)で前後方向での中央移動入力(CM)が遂行された例を示したものである。] [0181] 一方、図17の(b)の場合は、入力部10が4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)を有し、各方向指示位置(r1、r2、・・・)に対応して4個の移動入力(M)、および8個の中央移動入力(CM)が半径方向に遂行された例を示したものである。これによって、総12個の文字入力が可能となる。] [0182] 図17の(c)の場合は、入力部10が4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)を有し、4個の移動入力(M)、4個の移動中央入力(MC)、および8個の中央移動入力(CM)を組み合わせて総16個の文字入力が可能な例を示したものである。] [0183] 図18の(a)は、4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)に、4個の方向押圧入力(P)、4個の移動入力(M)、および4個の移動中央入力(MC)を組み合わせて12個の文字入力が可能な例である。] [0184] 最後に、図18の(b)は、方向指示位置(r1、r2、・・・)が8個設けられ、各方向指示位置(r1、r2、・・・)に対して8個の移動中央入力(MC)、および8個の移動入力(M)を組み合わせて総16個の文字入力が可能な例である。] [0185] ここでは、必要に応じて中央移動入力(CM)や方向押圧入力(P)または中央移動入力(CM)後に、継続して方向押圧入力(P)を組み合せることによって、より多くの入力空間を割り当てることができる。] [0186] したがって、ハングル文字入力の場合には、双子音、二重母音などを追加的に割り当てることができる。] [0187] 一方、前述した中央移動入力(CM)後方向押圧入力(P)の組み合わせは単独の方向押圧入力(P)とは異なる入力動作を構成する。即ち、4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)を有する場合、中央移動入力(CM)と方向押圧入力(P)をそれぞれ独立的に遂行すると8個の文字入力が可能であるが、いずれか1個の方向指示位置(r1、r2、・・・)に移動した後には当該方向指示位置(r1、r2、・・・)で新たに遂行できる方向押圧入力(P)はそれぞれ4個であるため、総16個の文字入力が追加的に割り当て可能となる。] [0188] したがって、このように、前述の各入力動作を継続して組み合せることによって新たな入力動作を構成することもできるという点を併せて明らかにする。] [0189] 本発明によるデータ入力装置は、前述の実施形態以外にも必要に応じて多様な入力動作の組み合わせおよび方向指示位置(r1、r2、・・・)の個数を調節することによって、入力可能な文字の個数を自由に調整することができる。] [0190] 例えば、前述の8個の実施形態で、方向指示位置(r1、r2、・・・)の個数が4個設けられる場合には、各入力動作を2段階で構成したり、または入力部10を2個設けたり、または方向指示位置(r1、r2、・・・)の個数を8個に増加させることによって、入力容量を2倍に増加させることができる。] [0191] また、組み合わされる各入力動作は必須的に同一な個数の方向指示位置(r1、r2、・・・)を有する必要がないので、例えば、移動入力(M)や中央組み合わせ入力は8個の方向指示位置(r1、r2、・・・)を有するようにし、方向押圧入力(P)は4個の方向指示位置(r1、r2、・・・)を有するようにするなどの自由な設計変更を通じて入力容量を自由に調節することができる。] [0192] 本発明の権利は、前記で説明した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されたことによって定義され、本発明の技術分野で通常の知識を有する者が特許請求の範囲に記載された権利範囲内で多様な変形および改良が可能であることは自明である。] [0193] 10 ・・・入力部 11 ・・・中央入力キー 13 ・・・接触部 15 ・・・方向押圧部 17 ・・・操作部 20 ・・・感知部 21 ・・・中央入力キー感知部 110 ・・・ベース 111 ・・・支持部]
权利要求:
請求項1 所定の入力領域内で水平移動による移動入力、上下方向への昇下降または一側に設けられた中央入力キーの選択のうちのいずれか1つによって遂行される中央入力、および前記中央入力と前記移動入力が組み合わせられて行われる中央移動入力がそれぞれ遂行可能に設けられる入力部と;前記入力部の水平移動、移動経路、昇降または前記中央入力キーの選択を感知する感知部と;前記感知部の結果に基づいて、前記移動入力、中央入力および中央移動入力に対応する入力命令をメモリ部から抽出して実行する制御部と;を含むことを特徴とする、データ入力装置。 請求項2 前記入力部の下部一側に前記感知部に向かって突出した接触部をさらに含み、前記中央入力は前記入力部の下降による前記接触部の前記感知部への接触によって感知され、前記中央移動入力は前記接触部が接触された状態で水平移動による接触点の移動によって感知されることを特徴とする、請求項1に記載のデータ入力装置。 請求項3 前記入力部の下部一側で突出して前記感知部に接触された接触部をさらに含み、前記中央入力は前記中央入力キーへの押圧、加圧、接近またはタッチのうちのいずれか1つによって感知され、前記中央移動入力は前記中央入力が感知された状態で前記接触部の接触点の移動によって感知されることを特徴とする、請求項2に記載のデータ入力装置。 請求項4 前記感知部は、前記入力部の下部に所定の感知面積を有して配置されたタッチパッド、タッチスクリーン、静電容量センサー、光センサー、触覚センサー、可変抵抗センサー、またはマグネティックセンサーのうちのいずれか1つとして設けられることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のデータ入力装置。 請求項5 前記入力部および感知部間に設けられて、前記入力部の下降後、前記入力部を元の位置に上昇させるリターン部がさらに設けられることを特徴とする、請求項2に記載のデータ入力装置。 請求項6 前記入力部は、水平位置から各放射方向への傾斜、または各放射方向に対応して設けられた複数の方向押圧部のいずれか1つの選択のうちのいずれか1つの方法で遂行される方向押圧入力が可能に設けられ、前記入力部の傾斜、または各方向押圧部の選択を感知する方向押圧感知部をさらに含み、前記制御部は前記方向押圧入力が遂行された当該放射方向に対応する入力命令を前記メモリ部から抽出して実行することを特徴とする、請求項1に記載のデータ入力装置。 請求項7 前記入力部上端の各放射方向に対応してまたは各方向押圧部には、前記各放射方向への接近またはタッチを感知する方向タッチ感知部がさらに設けられて方向タッチ入力が可能とされていることを特徴とする、請求項6に記載のデータ入力装置。 請求項8 前記移動入力、中央入力、中央移動入力、方向タッチ入力、または前記方向押圧入力のうちの1つ以上は、移動距離の差、移動強度の差、押圧距離の差、または押圧圧力の差のうちのいずれか1つの方法で2段階以上の多段階入力が遂行可能に設けられることを特徴とする、請求項1乃至3または請求項5乃至7のいずれか1項に記載のデータ入力装置。 請求項9 マウス入力モードの場合、前記移動入力、中央入力、中央移動入力、方向タッチ入力、または方向押圧入力のうちのいずれか1つ以上またはこれらの組み合わせによってはマウスポインタの移動、ドラッグ、クリック、スクロール、客体選択、客体移動、客体回転、客体縮小または拡大、ポインタの移動速度制御、入力ウィンドウ制御、ショートカットキー機能のうちのいずれか1つ以上が遂行されることを特徴とする、請求項1乃至3または請求項5乃至7のいずれか1項に記載のデータ入力装置。 請求項10 前記入力部は、前記入力部の操作を容易にする操作部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のデータ入力装置。 請求項11 前記中央入力は、前記入力部の上端または内部に前記中央入力を感知する感知ユニットを備えて遂行されることを特徴とする、請求項1に記載のデータ入力装置。 請求項12 前記入力領域は、マウスポインタの移動と対称になるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のデータ入力装置。 請求項13 マウス入力モードの場合、前記移動入力によってマウスポインタの移動が遂行される時、前記入力部の水平移動距離および前記マウスポインタの移動距離は対称に移動するが、前記入力領域の境界では前記入力部の水平移動が停止しても前記マウスポインタは当該方向に持続的に移動することを特徴とする、請求項1に記載のデータ入力装置。 請求項14 前記入力部は、所定の基準位置を中心に放射状に配置された複数の方向指示位置を有し、文字入力モードの場合、前記各方向指示位置への中央移動入力、方向押圧入力、方向タッチ入力または各放射方向への移動後下降接触による移動中央入力のうちの1つ以上が遂行可能に設けられ、前記各方向指示位置には前記各入力動作別に互いに異なる文字が区分割当てられて入力されることを特徴とする、請求項1乃至3または請求項5乃至7のいずれか1項に記載のデータ入力装置。 請求項15 前記中央移動入力は、前記基準位置から前記各方向指示位置に向かった外向移動、内向移動または各方向指示位置での接線方向移動のうちの1つ以上を含むことを特徴とする、請求項19に記載のデータ入力装置。 請求項16 文字入力モードの場合、前記入力部の移動経路を追跡して文字を入力する筆記体入力方式が遂行可能に設けられることを特徴とする、請求項1に記載のデータ入力装置。 請求項17 ベースと;前記ベースに設けられた入力部であって、前記入力部は、入力部自体の昇降または一側に設けられた中央入力キーの選択のうちのいずれか1つによって遂行される中央入力と、所定の入力領域に設けられた基準位置から放射状に配置された4個または8個の方向指示位置のうちのいずれか1つに水平移動した後、前記中央入力が遂行される移動中央入力と、前記中央入力が遂行された後、前記各方向指示位置に水平移動する中央移動入力と、前記入力部自体が水平位置から前記各方向指示位置で傾斜する方向押圧入力と、前記各方向指示位置で前記入力部が前後左右に水平移動する方向移動入力が、それぞれ独立的に遂行可能に設けられる入力部と;前記入力部の水平移動、移動経路、昇降または前記中央入力キーの選択を感知する感知部と;前記感知部の結果に基づいて、前記各方向指示位置別に前記入力部の各入力動作に割り当てられた文字をメモリ部から抽出して実行する制御部と;を含むことを特徴とする、データ入力装置。 請求項18 前記入力部は、前記ベースに2個設けられることを特徴とする、請求項17に記載のデータ入力装置。
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